©URAWA REDS
浦和生まれ。浦和育ち。
浦和レッズの日本代表MF伊藤敦樹に「はじめてレッズをみた日はいつ?」と聞くと、しばらく考え込んでしまった。
たぶん、なんですが…2、3歳くらいじゃないかなと。
それくらい小さかったので、覚えてないんですよね。
逆に言えば、物心つく前からレッズの試合を観るのは当たり前のことではありました。
記憶が定かになってくるのは幼稚園の年長とか、小学生にあがったころです。
当時のレッズが「黄金時代」と言われていたのを覚えています。
長谷部さんとか啓太さんとか、エメルソンとかが活躍していて。
その頃はまだサッカー少年団にも入っていなくて、土日はとくに予定がありませんでした。
だから、スタジアムに通い詰めることができていたんですよね。記憶にも強く残っています。
ゴール裏で飛び跳ねながら、声を張り上げ応援するのが大好きだった。
一方で、徐々に「はじめての視点」を求めるようにもなった。
あえて反対側のゴール裏に回って、浦和のゴール裏は相手からどうみえるのかなと試してみたこともありました。高校生になってからは、指定席横メインとか。
一番好きなのは、やっぱりメインスタンド中央ですかね。
大学に入ってから、ようやくそこでみることができたんですが、スタジアムのすべてをみることができるんですよね。試合全体をよくみることができるし、ゴール裏の迫力を感じることもできる。
好きなチャントは「赤き血のイレブン」。
それが流れる海外勢との対戦も楽しみにしてきた。だが国際試合の観戦では、「はじめて」といっていいほどの強い無力感を味わったこともあった。
2019年のACL決勝は、生まれてからずっと観戦を続けてきた中でも、強く印象に残っています。
当時はプロに、それもレッズに入ることをすでに意識していて。そんな中であの試合をみて、衝撃を受けました。
圧倒的な力の差を見せつけられて。レッズの応援をするものとして、ものすごく悔しかったです。
ただそれも、人生の転機にはなった。
自分が浦和でプレーしたい、という気持ちがより強くなった試合でもありました。
そういった意味でも、印象的な試合でした。
スタジアムで観戦することで、自分の人生は変わってきた。
観戦歴を振り返ることで、あらためてそう感じる。
やっぱり、かなり影響は受けたと思うんですよね。
気づいたらサッカーをやっていましたし。レッズも好きになっていた。
自然にサッカーに、レッズに染まる環境だった。
そういった意味で、両親には本当に感謝しています。染まらなければ、サッカー自体を始めることもなかったかもしれませんし。
多くの人に、自分と同じような体験をしてみてほしい。
スタジアムに人生を変えてもらったひとりとして、伊藤は強く願っている。
とにかく、あの雰囲気を現地で感じてほしいです。
ゴール裏の雰囲気は日本一ですから。あとは自分たちが、見てくれるひとを楽しませる試合をするので。
もちろん、しっかり結果も出します。
一緒に勝利を味わってくれたらうれしいです。
取材・構成=塩畑大輔(Gunosy)
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